なぜ逃げるnya!

4連休とはいえ、外出できないので

結局家でゲーム・・・となってしまう。

さすがに一日中それもまずいかと、

兄弟を連れて、近所の公園でまたプチ野球をすることにした。


飼い主 「姪太郎、じゃあいってくるよ」

姪太郎 「おお、それはいい心がけだ」




父親 「ピッチャーチョウナン君、投げた！」

ジナンくん 「打ちます！」

2回目というのもあり、

それなりにお互いうまくなってきた。

今度は打ったら走るなんてのも取り入れて

いい運動になった。


父親 「あ、ちょっとこれ」

ジナンくん 「せ、せみだ」



父親 「おい、逃げるな！なんでセミごときで？」

ジナンくん 「こわいです」



父親 「元の場所に 返却したぞ」

ジナンくん「手を洗ってきてください」


ダンゴムシ触れるくせに、

セミは怖いのか。

しかもチョウナン君のほうはもっと遠くから

柱の陰から見ていた。


飼い主 「っていうことがあってさ」

姪太郎 「むぎゅ！僕なら食べるな」


なんだか姪太郎がセミをくわえて

持ってきたことを思い出した。

ちょっとチョウナンとジナンによく

教えてやってくれよな、姪太郎！

（セミの食べ方は教えなくていいけど…）