ここならもらえるんだけどnya!

姪太郎は知っていた。

このイスに座って、人間のムスコがご飯をもらっていることを。

そしてそのご飯が終われば、食器がおいてあって、

そこからおこぼれをこっそりもらえることを。




飼い主　「だからオマエそこにすわってんのかよ」

姪太郎　「うるせえな、ん？何かが近づいてきている！」



ムスコ　「姪太郎おにいさんそこでご飯もらうんですか」

姪太郎　「え！しまった。い、いや、そそそんなことないよ」




ムスコ　「ぼくのごはんわけてあげましょうか？おいしいですよ」

姪太郎　「なんかムカつくよな…」



いまだに日々処方食オンリーの姪太郎には、

日々豪華になっていくムスコの食事のおこぼれに

あずかるしかない。


まあ、そういわずに、ちゃんとたべてくれよな、姪太郎！